星の本棚

アクセスカウンタ

zoom RSS ゲームの名は誘拐 / 東野圭吾

<<   作成日時 : 2012/12/15 01:51   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

★★★★☆
前代未聞の誘拐小説! 事件は犯人の側からのみ描かれる。果たして警察は動いているのか? 驚愕必至、充実の最新作!!
前代未聞の誘拐小説!事件は犯人側からのみ描かれる。果たして警察は動いているのか。
広告代理店でイベント企画をしている佐久間駿介が、取引先の副社長を相手に仕掛けた「狂言誘拐ゲーム」。駿介の計画は、完璧に遂行されるのか?
『Gainer』連載の「青春のデスマスク」を改題して単行本化。

『秘密』『白夜行』などで重厚な人間ドラマに新境地をひらいた著者が、ホームグラウンドともいうべきシンプルなミステリーの舞台に立ち返り、「ゲーム感覚の誘拐事件」を描く。使い捨て携帯電話やインターネットの掲示板が事件の重要なカギを握るなど、時代の風俗をたくみに取り入れ、展開もアクロバティックでエンターテイメント性は十分だ。映画『g@me』の原作だが、テンポのよさはいかにも映像化向きでもある。
やり手の広告代理店プランナーが、仕事上で屈辱を味わわされた大手自動車メーカー副社長への復讐を思いつく。仕事も恋愛も人生はすべてゲーム、それに勝ち抜くことがすべてと信じるエリートのプライドが、物語の重要な背景となっている。そこに家出中の副社長の娘が絡み、ラブストーリー的な要素も加わっていく。おのおのの思惑が思わぬ方向に事態を変化させていくあたりは、稀代のストーリーテラーとしての著者の面目躍如だ。
こうした事件ものでは、複数の視点から立体的に描写をしていく手法が一般的だが、本作では一貫して主人公の視点からの著述となっている構成もユニークだ。読者にも、復讐相手の出方、警察の捜査などの状況はなかなか明確になってこない。これがサスペンス的で緊迫した雰囲気をいっそう盛り上げている。自信満々で鼻持ちならない登場人物のキャラクターをあえて強調するあたりも著者の計算どおりで、それだけにラストのどんでん返しが印象に残る。


『ゲームの名は誘拐』(ゲームのなはゆうかい)は、2002年に光文社から刊行された東野圭吾の長編小説。

<<概要>>
一人の男にそれぞれ恨みを抱く男女による狂言誘拐の行方を描いたミステリー。物語は終始主人公の佐久間の視点で進むのが特徴で、警察などそれ以外の動向にはスポットが当たらないように描かれている。


<<ストーリー>>
敏腕広告クリエイター・佐久間は、リーダーとして進めてきた日星自動車のイベントのプロジェクトを、クライアントである日星自動車の副社長・葛城勝俊の一声で潰されてしまう。失意と屈辱感に苛まれた佐久間は、葛城の住む豪邸まで出向くが、そこで家出しようと葛城邸の塀を乗り越えてきた葛城の娘・樹理と出会う。
家に帰る意思を見せず、葛城家から金を巻き上げたいという樹理に対し、葛城に一矢報いたいと願う佐久間は、樹理に狂言誘拐を持ちかけ、葛城から3億円を奪い取ろうと画策する。だが、2人が進めた狂言誘拐は、意外な展開を見せていく。

<<キャッチコピー>>
ゲームをやってみないか、誘拐ゲームだ。

<<登場人物>>
■佐久間駿介
広告代理店『サイバープラン』の敏腕広告クリエイター。大手から引き抜かれたエリートで、複数の女性とも関係を持ち、自身もその実力を自負してい

る。完璧主義者で無駄を好まない性格。幼い頃の家庭環境から状況に応じた“仮面”を被るという生き方をしてきた。
■葛城樹理
葛城勝俊の長女で大学2年生。葛城と愛人の間に生まれ、祖母に育てられていたが、8歳の時に祖母が亡くなったため葛城家に引き取られた。その境遇から葛城家の正妻と異母妹に当たる千春には快く思われておらず、千春と些細なことで口論となり、葛城家を飛び出す。
■葛城勝俊
自動車会社『日星自動車』の副社長。会長令息であるが、実戦経験の豊富さから七光り以上の実力を持ち、商売における“ゲーム”には自信があると豪語する。



ゲームの名は誘拐
光文社
東野 圭吾

Amazonアソシエイト by ゲームの名は誘拐 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル




Amazonアソシエイト by ゲームの名は誘拐 (光文社文庫) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
ゲームの名は誘拐 / 東野圭吾 星の本棚/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる